私、会社での仕事は、2つのプロジェクトを抱えています。
新しいことへの挑戦（取り組み）は、タスクを進めるごとに想定しない課題とぶつかることも多々あります。その課題をクリアするために時には手戻ったりもします。浮かんだアイディアはすぐにアウトプット。また周辺の関係者への説明や根回しに奔走。正直プロジェクトの掛持ちは厳しい；；
恥ずかしながら、私の部署では、社員数（頭数）は充分なくらい揃っているのですが、プロジェクトリーダーを張れる人材はそのうち１割もいません。。。若手には失敗を恐れずに任せていく、という昔からの風土はあるものの、多くが任せられていない、というのが実情です。
ここにきて、人材育成ができていないのは顕著な問題になってきています。
私は、若い頃（といっても30代に入って）から上司には色々な仕事を任せてもらってきました。右も左も分からないことを、自分で考えて進めてみろ、という感じで。
当時の私は、新しい分野の仕事で成長できるワクワク感・任せられることの優越感・その期待に応えたい意欲で満ち溢れていました。今でも仕事における思いは変わりません。
職場全員が同じ思いを抱いて仕事をしているわけではないとは思いますが、成長意欲とか任せてもらうことの喜びというものは、ほとんどの人に共通しているものと思います。
成功体験を積んで、こういった気持ちになることをぜひ経験すべきですが、そのためには自分で仮説＆検証、自分で考えて作り上げていく苦労をなくしては味わえないと思うのです。
この一連の経験がいちばんの「育成」なのに、全然できていないという・・・
強い・筋肉質・社員全員で考えて運営する、そんな会社にしていくため、
かつて私の上司が腹をくくって私に任せてくれたように、私が同じことをしなければ。
