私、新卒で入社した会社を5年ほどで退職しました。
私の就職活動は、超氷河期時代。有効求人倍率は1.0を下回っていました。(これは求職者1人あたりの求人が1社未満ということ。つまり全員就職できない、という数値です)
振り返っても、あの時代の就職活動は本当に厳しかったです。
・資料請求しても届かない
・応募書類を送っても返事がない
・面接の不合格者には連絡が来ない(xx日までに連絡がなければ落ちた、ということ)
私、就職活動、3カ月で5kg痩せました。
(注)いたって普通の体型です。こんなに痩せたのは今まででこの時期のみ。(←それはそれでどうなん!?今ちょっとカラダ重い人ですよね・・・汗)
頑張った甲斐あって、私は無事内定を獲得しました。
女性初の営業職の採用でした。営業職同期44名中、女性は私を含めて2名。会社としても女性の登用にいよいよ力を入れようとしている時代で、私自身も志高くして入社しました。
が、仕事内容はとても厳しく、毎日目標という名のノルマに追いかけられる日々でした。毎朝7時に出社し(始業は8:30)、帰宅は20〜21時頃だったでしょうか。。時間だけの問題ではなく、仕事そのものが難しく、なかなか目標達成できない月が多かったので、当時の上司はからは「できない社員」、と評価されていたと思います。
今の会社に転職する時、当時の人事部長やその後直属上司になる方が面接官で色々前職について質問はされましたが、なんとか拾っていただいて今に至ります。
現職は、営業ではなく間接部門の仕事をしていて、これが私に合っていたのと、直属の上司が思い切って私に任せる、という成長機会をたくさん提供してくださいました。
私自身も転職したからには、一からやり直す気持ちで、何事も絶好の機会を捉えて、自分なりの意見を持ち、仕事に向き合ってきたことが良かったのではないかと思っています。
上司・部下それぞれの働きかけと自分自身のモチベーションがとても大切だと改めて気付かされます。
前職の先輩には、今でも交流があるのですが、今のジャスミン(私)は良い笑顔しているよ、と言ってくださいます。
苦労して内定をもらった会社を辞めてしまったことは悔しくてなりませんでしたが、ココロもカラダも当時よりはずいぶん健康です。
人生、どんなチャンスが転がっているか分かりませんね。